土地の名義変更をするためには、不動産登記の申請手続きをすることが必要です。登記簿に記載されている不動産の情報を変更することにより、名義変更をすることが可能です。不動産の所有者が変わってもこの申請手続きをしないと、法律的には所有者が変更していない状態のままになります。法律的にも所有者を変更するためには、しっかりと名義変更をしておく必要があります。

不動産の登記簿にはさまざまな情報が記載されています。名義を変更するために申請しなければいけないのは、所有者を変更するための手続きです。登記簿に書かれている記録は、1筆の土地ごとに分かれて記録されていて、表題部と権利部がそれぞれ分かれて記載されています。表題部に記載されているのは所在や地番などの情報です。

地目も表題部には記録されていて、地目とは土地の現況のことです。地積も表題部には記載されていて、土地の面積のことを登記簿では地積と言います。名義変更をする時には、このような情報も一つずつ確認しておくことが必要です。土地の名義変更をする時には、権利部に記載されている情報を調べておく必要もあります。

権利部に書かれているのは所有権に関する事項などが記録されています。順位番号や目的なども記入されているので、不動産の権利に関する詳細を簡単に知ることができます。受付をした年月日や受付番号なども権利部には記載されているので、いつ権利が登録されたのかを確認することもできます。